東京の空の玄関口、羽田空港にて心ゆくまで飛行機をながめる

こんにちはルドルフです。

マイクロツーリズムを満喫しようと訪れた羽田空港がすっかりお気に入りのスポットになりました。

一歩足を踏み入れれば、そこかしこから旅情を誘う要素が五感を刺激してきます。そのなかでもっとも高揚させるのは、やはり飛行機の姿を目にすることでしょう。

今回は羽田空港の展望デッキについてご紹介します。

羽田空港の展望デッキ

展望デッキは第1~3ターミナルにそれぞれ設けられています。運航する航空会社によって見ることのできる機体がちがうこと、またそれぞれの展望デッキで趣向が異なり、雰囲気も変わります。

第1ターミナル

ターミナル6階の両サイドと屋上に展望デッキがあります。第1ターミナルで発着するメインの航空会社はJAL/JTA。そのほかスカイマーク、スターフライヤーの機体を見ることができます。

6階/北(滑走路に向かって右側)

開場時間 6:30~22:00
一部は屋根付きの展望デッキ。比較的こぢんまりとしたエリアです。屋上のガリバーデッキに上がる階段があります。

屋根の下にテーブル席、屋根なしエリアにはイスが点在しています。カフェなどはありませんが自販機があります。

イスは自由に動かせるのでお好きなところで。

6階/南(滑走路に向かって左側)

開場時間 6:30~22:00
一部は屋根付きの展望デッキ。こちらも比較的こぢんまりとしたエリアです。反対側と同じく、屋上のガリバーデッキに上がる階段があります。

屋根の下にテーブル席、屋根なしエリアにはイスが点在。ビールと軽食を販売する「スカイステーション」があるためテーブル席は反対側のデッキより多めに設置されています。

「スカイステーション」では羽田空港限定のクラフトビール、スカイエールを味わうことができます。製造するのは天王洲で不動の人気を誇る「T.Y.HARBOR BREWERY」。

飛行機をながめながら屋外で気軽にクラフトビールが飲めるのがうれしい展望デッキ。至福のひとときをどうぞ。

R階(屋上)/GULLIVER’S DECK

開場時間 6:30~22:00
5階にある両展望デッキからアクセスできる屋上の展望デッキ。わりと見落としやすい存在かもしれません。

階段がスタイリッシュといいますか、看板が控えめすぎて展望デッキがあるように思えないんですね。

階上へ向かうと途中も。

振り返ってもシンプルイズベスト。

5階の左右デッキの端から端をつなぐスペースをもつため、屋上に上がってみるとかなり広い展望デッキであることがわかります。

テーブルやイスはありませんが、塀側に設置された長いベンチ状の凹みに座ることができます。

背後には第2ターミナル。

第2ターミナル

ターミナル5階中央が屋内展望フロア、両サイドに展望デッキがあります。第2ターミナルで発着するメインの航空会社はANA。そのほかソラシドエア、エア・ドゥの機体を見ることができます。

5階/星屑のステージ(滑走路に向かって右側)

開場時間 6:30~22:00
広々とした開放感を満喫できる第2ターミナルの展望デッキ。

昼間の太陽光を利用し、夜間に点灯するというLEDが床面全体に散りばめられています。暗闇を彩る<星屑のステージ>は、夜になるとかなりロマンチックなエリア。

奥へと進んでいくと、簡易屋根付きのベンチとテーブル付きのボックス席が用意されています。この半個室のようなボックス席、夜間にはランプが灯り雰囲気抜群の人気シート。

こちらの展望デッキには、店内だけでなくテラス席でも食事が楽しめるイタリアンのカステルモーラ(CASTELMORA)、ドリンク類やソフトクリームなど軽食を販売する「シーニックカフェ」があります。

シーニックカフェの座席は閉店後も利用可能です。テーブル席だけでなく、滑走路に向かい合うカウンター席や長居したくなるようなソファセットもあり。

5階/虹のオーロラのステージ(滑走路に向かって左側)

開場時間 6:30~22:00
<星屑のステージ>の反対側、同等の広さをもつ展望デッキ。

どの辺りが“虹のオーロラ”なのかと思いきや、展望デッキまでの屋内通路が七色に変わるから。左右それぞれで趣向を変えて気分を盛り上げてくれます。

こちらでは3段ほど高くなった広いスペースにテーブル席が並んでいます。やはり暗くなればランプが灯って落ち着いた雰囲気に。

テーブル席はあるものの飲食店はありません。とはいえ、ターミナル内には人気スイーツやドリンクが味わいきれないほどあるので、テイクアウトしてこちらでいただくのもよろしいかと。

こちらの展望デッキは建物側へ歩いていくと階下の様子をながめることができます。なんだかのぞき見しているような気分。

5階/FLIGHT DECK TOKYO(中央)

開場時間 5:00~23:00
こちらは<星屑のステージ>と<虹のオーロラのステージ>の間にある屋内展望フロア。

ガラス面がとても大きく、屋内でありながらとにかく広さを感じる展望スペースです。室内でこれだけの大空をながめられるところもそうないのではないかと思われます。

残念ながら夜は屋内の様子がガラスへ映り込むため、撮影には不向きです(ガラス面にスマホをぴったりつけて撮ってみました)。

極力余計なものを排してとことんすっきり見せているのかと思いきや、片隅にずらりと並ぶガチャ。

こちらの展望フロアには “ 空とヒコーキと海の見えるカフェ ”「アミーチ デル テ」があります。

外の景色を楽しみながら、かわいいだけでなくボリュームもたっぷりのパンケーキやパフェも味わえるなんて。お食事系パンケーキやパスタなどのメニューも揃っています。

第3ターミナル

開場時間 24時間
ターミナル5階中央に展望デッキがあります。羽田空港に就航している航空会社は42社(羽田空港公式サイトより)。

新型コロナウイルス感染症の影響による減便・欠航により、見ることのできる機体はだいぶ限られています

第3ターミナルの展望デッキは巨大なエリアのものが1ヶ所のみ。とにかく見晴らしがいいです。向いの右手に見えるのは第1ターミナル。

しかし、現在は国際便がほとんど飛んでいないので寂しい限り。このような風景は今だけかも知れません。

こちらの展望デッキにもベンチとテーブル席が点在しています。座っていてもながめは抜群!

同じフロアにNEXCO中日本が運営する「エクスパーサカフェ」があります。

展望デッキからもアクセスでき、店前にテーブル席があるので購入してすぐにここで飲食することも可能です。

展望デッキの環境

天候について

完全に屋内の展望デッキは第2ターミナル5階中央のFLIGHT DECK TOKYOのみ。一部、屋根が設置されている展望デッキもありますが、ほぼ吹きさらしの場所になります。

春や秋など過ごしやすい季節は気温などはあまり気になりませんが、夏の日中や冬場はさすがに暑さ寒さがこたえます。

展望デッキからのながめを満喫するには、暑さ&寒さの対策が必須。しかし対策を怠らなければ、厳しい季節ほど貸し切り状態で楽しめます。

雨上がりの夜間もおすすめ。夜空や滑走路などが色濃くつやめき、空気もすがすがしく気持ちのいいものです。そして貸し切り率高し。

時間について

早朝、日中、夕方、夜間と、それぞれの時間で雰囲気はさま変わり。昼間といえども太陽の位置がちがえば、見えかたがすっかり変わってしまいます。

天気や季節との組み合わせでさらに複雑になります。どのタイミングも捨てがたい。またどんな機体が目の前にやってくるかもわかりません。

こればかりは通うしかありませんね。

方角について

まずは東か西かで大きく変わります。つまり朝日か夕日かということ。

第2ターミナルにある羽田エクセルホテル東急に宿泊したときは、滑走路側の部屋を選択したので東側でした。朝日に照らされた機体のなんと美しいこと。

展望デッキからのぞむなら、基本的に第2、第3ターミナルからは朝日×飛行機。第1ターミナルのデッキなら夕日×飛行機の組み合わせが楽しめます。

各ターミナルの展望デッキの開場時間
第1ターミナル:6:30~22:00
第2ターミナル:6:30~22:00(FLIGHT DECK:TOKYO 5:00~23:00)
第3ターミナル:24時間(現在は7:00~20:00)

第2ターミナルの屋外展望デッキの開場時間は6:30のため、日の出となると12月~2月にかけてならば可能。早朝&厳寒はさすがにつらいものです。

しかし屋内の展望デッキ FLIGHT DECK TOKYO ならば 5:00オープン。8月中旬~4月中旬の日の出はここで見ることができます。

あとがき

飛行機を目にすることは心躍るひととき。とはいえ羽田空港で過ごすことに、これまではさほど魅力を感じていなかったというのが本音です。

東京から出ることなく旅行気分を味わおうと訪れた羽田空港。旅の発着地として利用するのとはまったくちがうことにとても驚きました。

ごきげんな展望デッキがいくつも存在すること。飛行機や滑走路がながめられる居心地のよいレストランやカフェが多いこと。

コロナ禍で空いてる今だからこそ得られる感覚なのかも知れません。しかし展望デッキに人が戻ってきても、快適な場所であることに変わりはないかと。

新型コロナウイルス感染症の影響により営業時間の短縮や臨時休業のお店が多いため、ご利用の際は最新情報をご確認ください。

おだやかな日和に、絶えまなく発着する飛行機をながめながらのんびり過ごしていると、日頃のもやもやも吹き飛んでしまいます。

ぜひ一度、足を運んで試してみてください。